雄日芝

2024年08月19日06:35雑草メヒシバの特徴と駆除方法3

雑草メヒシバの特徴と駆除方法

_4f851099-010a-4246-a79f-b5806a729c9a

メヒシバ(雌日芝)は日本全国に広く分布する雑草で、特に庭や畑で問題になることが多いです。昭和の時代には、どこにでも空き地や原っぱがあって、其処に生えていたのがこのメヒシバや後述するオヒシバです。
私もGoogleレンズで検索してみるまではカヤ(萱)やチガヤ(茅)だとばかり思いこんでいたのですが、こどもの頃から誤って憶えてしまった記憶は庭の畑を維持する過程で露わになって、無事に修正されました。
メヒシバは我が家のようにお家の庭で家庭菜園を作って野菜の栽培を楽しんでいる場合、強敵となる非常に手強い雑草です。イネ科の植物らしく、種子が零れやすいので数回草むしり、雑草取りをしてもすぐに芽吹いたり、遅くとも次のシーズンにはまた生えてきます。
この記事では、メヒシバの特徴や駆除方法について随時更新してまとめていきます。

メヒシバの特徴

1722376572329000

メヒシバ(学名: Echinochloa crus-galli)は、イネ科の一年生雑草です。その特徴は以下の通りです:

  • 高さ:30cmから1m程度に成長します。
  • 葉:緑色で細長く、葉の縁に細かい毛が生えています。
  • 茎:直立し、節ごとに分岐します。
  • 花:夏から秋にかけて、穂状の花をつけます。

メヒシバの駆除方法

メヒシバを効果的に駆除するためには、以下の方法を試してみてください:

1. 手で引き抜く

小規模な庭や畑では、手で引き抜くのが最も簡単で効果的です。雨上がりや土が湿っているときに行うと、根ごと引き抜きやすくなります。種を付けている場合、除草時に種が散らばってしまう事があるので注意が必要です。

2. 除草剤の使用

広範囲に広がってしまった場合は、除草剤の使用も検討してください。市販の雑草用除草剤を使用し、説明書に従って適切に散布します。家庭菜園では使いにくいのですが、除草剤の選択次第では使用出来そうです。

3. マルチング

植え付けの際に、マルチング(黒いビニールなどで地面を覆う)を行うと、光を遮ることでメヒシバの発芽を抑制できます。

4. 定期的な草刈り

定期的に草刈りを行うことで、メヒシバが大きく成長する前に駆除することができます。特に、花が咲く前に刈り取ると効果的です。これを行うことが理想で、芽が出ても小さなうちに摘んでしまうサイクルを繰り返すのが大事です。

以上の方法を組み合わせることで、メヒシバの繁殖を効果的に抑えることができます。是非、試してみてください。

オヒシバの特徴

メヒシバに似た雑草、オヒシバ(雄日芝)も日本全国に広く分布するイネ科の一年生雑草です。こちらもよく見かけるので、記事内に補足でオヒシバの特徴についてもまとめました。

外観の特徴

  • 高さ:30cmから1m程度に成長します。
  • 葉:緑色で幅広く、葉の表面に細かい毛が生えています。
  • 茎:直立し、節ごとに分岐します。
  • 花:夏から秋にかけて、穂状の花をつけます。花の穂は緑色から紫色に変わることがあります。

生育環境

オヒシバは日当たりの良い場所を好み、庭や畑、道端などでよく見かけます。比較的乾燥した環境にも強いのが特徴です。

見分け方

オヒシバを見分けるためのポイントは以下の通りです:

  • 葉が幅広く、表面に細かい毛があること。
  • 茎が直立しており、節ごとに分岐していること。
  • 夏から秋にかけて、穂状の花をつけること。

これらの特徴を覚えておけば、オヒシバを他の雑草と簡単に見分けることができます。



このエントリーをはてなブックマークに追加