家庭菜園
2024年07月18日21:57夏草が生い茂ってしまった畑

ちょっと放置していただけで

梅雨の終盤で頻繁に雨が降るせいか、雑草の勢いが物凄いことになっています。
仕事が忙しい時期に差し掛かって休みが思うように取れず、なかなか畑の草むしりをする暇もなく、一週間ほど放置していただけで夏草が野菜の育っている区画を飲み込んでしまいました。これを綺麗にするのは骨が折れそうです。
これまでの雑草取りで抜いた雑草から畑に零れた種子が梅雨の雨で芽を出して、強い日差しに支えられてあっという間に繁茂したようです。雑草取りの際も、種子が残らないように作業をしないと二度手間になってしまうということでしょう。私たち初心者にとってはこれもひとつのトライ&エラーで、今後の教訓としていかないとなりません。
大葉やキュウリが植わっている辺りはまだどうにかできそうですが、雑草がかなり侵食しているサトイモ、レタス、ネギ、ナス、ピーマンの育っている辺りはそう簡単にはクリアにできそうにありません。
長い戦いになりそうです。
仕事が忙しい時期に差し掛かって休みが思うように取れず、なかなか畑の草むしりをする暇もなく、一週間ほど放置していただけで夏草が野菜の育っている区画を飲み込んでしまいました。これを綺麗にするのは骨が折れそうです。
これまでの雑草取りで抜いた雑草から畑に零れた種子が梅雨の雨で芽を出して、強い日差しに支えられてあっという間に繁茂したようです。雑草取りの際も、種子が残らないように作業をしないと二度手間になってしまうということでしょう。私たち初心者にとってはこれもひとつのトライ&エラーで、今後の教訓としていかないとなりません。
大葉やキュウリが植わっている辺りはまだどうにかできそうですが、雑草がかなり侵食しているサトイモ、レタス、ネギ、ナス、ピーマンの育っている辺りはそう簡単にはクリアにできそうにありません。
長い戦いになりそうです。
カボチャも生い茂る

更に、畑の一角で育てていたカボチャの蔓が横へ横へと伸びていき、クルマを停めておくための砂利敷のスペースにまで侵食してしまい、収拾がつかない有様です。
夏の日差しは強力で、葉を広げたカボチャはその葉陰にたくさんの実を付けていて、余分な蔓を刈り払って整理をしたら既に食べられるサイズのカボチャが3個も採れました。
試しに、小さめのカボチャを切ってみたところ、まだ生育途上ではありましたが種も大きく育っていて、十分に食べられそうです。
半分をカボチャの煮物、半分を薄切りにしてベーコンと炒めて食べてみたところ、柔らかくてとても甘かったです。昨年はカボチャが当たり年だったのですが、今年も引き続き良い成りが期待できそうです。
カボチャと言えば、小学校の頃に給食で出た「カボチャのあんかけ」が思い出の味です。汁気の少ないカボチャは恐らく味を付けて煮たものではなく、昭和の学校給食でよく使われていた蒸して調理されたものだと思ってます。そこにひき肉(多分、豚と鶏の合い挽きなのではないかと勝手に思い込んでます)のあんかけが掛かっていて、とても美味しかった憶えがあります。
大人になってから、何度も再現しようとチャレンジしているのですが、100%の再現には至っていません。あの郷愁を誘う独特の風味は、いったい何が隠し味で入っていたんだろう…!?
夏の日差しは強力で、葉を広げたカボチャはその葉陰にたくさんの実を付けていて、余分な蔓を刈り払って整理をしたら既に食べられるサイズのカボチャが3個も採れました。
試しに、小さめのカボチャを切ってみたところ、まだ生育途上ではありましたが種も大きく育っていて、十分に食べられそうです。
半分をカボチャの煮物、半分を薄切りにしてベーコンと炒めて食べてみたところ、柔らかくてとても甘かったです。昨年はカボチャが当たり年だったのですが、今年も引き続き良い成りが期待できそうです。
カボチャと言えば、小学校の頃に給食で出た「カボチャのあんかけ」が思い出の味です。汁気の少ないカボチャは恐らく味を付けて煮たものではなく、昭和の学校給食でよく使われていた蒸して調理されたものだと思ってます。そこにひき肉(多分、豚と鶏の合い挽きなのではないかと勝手に思い込んでます)のあんかけが掛かっていて、とても美味しかった憶えがあります。
大人になってから、何度も再現しようとチャレンジしているのですが、100%の再現には至っていません。あの郷愁を誘う独特の風味は、いったい何が隠し味で入っていたんだろう…!?
2024年07月13日07:18一口大サイズのジャガイモがたくさん掘れた

ジャガイモは収穫時期を迎えて

雑草取りの最中に発見されたジャガイモたちとは別に、きちんと今年の春に植えたジャガイモたちが収穫の時期を迎えたので、日曜日に長男の幼稚園のお友達と一緒にじゃがいも掘り。
我が家の庭にある畑は、土がふかふかとしていているのでこどもでも簡単にジャガイモを掘り当てて収穫することができます。
こどもたちも土だらけ泥だらけになりながら地中に隠れているジャガイモを探して歓声をあげながら掘り出しています。
かなりの量が採れました。
掘り出した土まみれのジャガイモは日陰で乾かして保存します。とても我が家だけでは食べきれない量なので東京周辺の親類たちに段ボール箱に詰めて宅急便で送ります。
我が家の庭にある畑は、土がふかふかとしていているのでこどもでも簡単にジャガイモを掘り当てて収穫することができます。
こどもたちも土だらけ泥だらけになりながら地中に隠れているジャガイモを探して歓声をあげながら掘り出しています。
かなりの量が採れました。
掘り出した土まみれのジャガイモは日陰で乾かして保存します。とても我が家だけでは食べきれない量なので東京周辺の親類たちに段ボール箱に詰めて宅急便で送ります。
ちびじゃがだらけ

げんこつサイズで形の良いものを送ってしまうので、どうしても小さなジャガイモが残りがちです。
画像のようなサイズのちびじゃがは素揚げしてアレコレしたり、煮っころがしやこの辺りのB級グルメ味噌ポテト風にして食べたりすると美味しく食べられます。単純に素揚げで揚げたてのちびじゃがに粉末のコンソメを振りかけて食べるのがイージーでチープで愉しめそうです。
手間をかけるなら、蒸かしてから潰してジャガイモのお団子にしたり、お菓子作りに使ったりしても良さそうです。
この辺りのもう一つの特産、ムカゴ(零余子)ほどのサイズのジャガイモはとても美味しいです。ちゃんとジャガイモらしい香りがして美味しいのです。
ムカゴは山芋の実です。
量が採れないので一般にはあまり流通していないのかもしれませんですが、野趣あふれる味で土臭い食べ物や癖のある味わいが好きな向きには堪らない食材です。
ムカゴやドドメといった聞き馴染みのない珍しい小さな実は埼玉のこの辺りではたくさん採れるので、そういった山の恵みが好きな方はリタイア後に埼玉北部に移住するときっと楽しいです。
当然ですが、新じゃがですから皮をむく必要はありませんし、小さいだけにすぐに火が入るので、調理上はかえって手間が無くて良いかもしれません。カレー、特にスープカレーにもちょうど良いサイズではないでしょうか。夏野菜をたくさん入れてスパイスの効いた美味しいスープカレーを食べたくなりました。
画像のようなサイズのちびじゃがは素揚げしてアレコレしたり、煮っころがしやこの辺りのB級グルメ味噌ポテト風にして食べたりすると美味しく食べられます。単純に素揚げで揚げたてのちびじゃがに粉末のコンソメを振りかけて食べるのがイージーでチープで愉しめそうです。
手間をかけるなら、蒸かしてから潰してジャガイモのお団子にしたり、お菓子作りに使ったりしても良さそうです。
この辺りのもう一つの特産、ムカゴ(零余子)ほどのサイズのジャガイモはとても美味しいです。ちゃんとジャガイモらしい香りがして美味しいのです。
ムカゴは山芋の実です。
量が採れないので一般にはあまり流通していないのかもしれませんですが、野趣あふれる味で土臭い食べ物や癖のある味わいが好きな向きには堪らない食材です。
ムカゴやドドメといった聞き馴染みのない珍しい小さな実は埼玉のこの辺りではたくさん採れるので、そういった山の恵みが好きな方はリタイア後に埼玉北部に移住するときっと楽しいです。
当然ですが、新じゃがですから皮をむく必要はありませんし、小さいだけにすぐに火が入るので、調理上はかえって手間が無くて良いかもしれません。カレー、特にスープカレーにもちょうど良いサイズではないでしょうか。夏野菜をたくさん入れてスパイスの効いた美味しいスープカレーを食べたくなりました。
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2024年07月11日20:56里芋の大きな葉

里芋の葉に梅雨の雨滴

仕事が休みだったので、植えたばかりのネギの周囲に雑草が出始めているのを綺麗にしていると、雨足が強くなってきました。
キリの良いところで手を止めて、今日の手入れは終了です。
本格的な夏の前に、できるだけ雑草を取っておきたいのですが生業が忙しくて休みまでのスパンが長くなってきてなかなか進みません。リタイアして毎日家にいるような状況にでもならない限り、労働集約的な作業はどれだけ効率化を図っても実際に費やした時間が必要です。一人ではとても無理なので、やはり家族で協力して作業時間を確保していく必要があります。
手を止めた時、視界の隅に背丈ほどに成長した里芋が見えました。
里芋の葉はともかく大きくて茎もしっかりしているので、こどもなら傘の代わりにもできるくらいです。
我が家の畑にも毎年里芋の葉が林立するので、梅雨時には一本切り取ってこどもに持たせて写真を撮ったりします。
どうも里芋ばかりではなく、ヤツガシラという里芋のお化けみたいなものも交じっているようです。
キリの良いところで手を止めて、今日の手入れは終了です。
本格的な夏の前に、できるだけ雑草を取っておきたいのですが生業が忙しくて休みまでのスパンが長くなってきてなかなか進みません。リタイアして毎日家にいるような状況にでもならない限り、労働集約的な作業はどれだけ効率化を図っても実際に費やした時間が必要です。一人ではとても無理なので、やはり家族で協力して作業時間を確保していく必要があります。
手を止めた時、視界の隅に背丈ほどに成長した里芋が見えました。
里芋の葉はともかく大きくて茎もしっかりしているので、こどもなら傘の代わりにもできるくらいです。
我が家の畑にも毎年里芋の葉が林立するので、梅雨時には一本切り取ってこどもに持たせて写真を撮ったりします。
どうも里芋ばかりではなく、ヤツガシラという里芋のお化けみたいなものも交じっているようです。
こどもたちの小さい頃に記念撮影
トトロの1シーンのようなポートレートは良い思い出になりそうです。


2024年05月10日12:44はじめに

我が家のロケーション

荒川が形成した地形
関東平野を流れる荒川上流の右岸に広がる河岸段丘最上部にある我が家。
段丘の下段では水田耕作も行われているものの、最上段では水利が悪いらしく昔からせいぜい陸稲が育てられるか、小麦やトウモロコシ、養蚕に必要な桑栽培、それに野菜が育てられていた土地柄です。
井戸は少し掘ればすぐに水脈に当たるようで各戸で井戸を保有していましたが、水質汚染により平成の早い時期に井戸を放棄することになりました。私が子どもの頃は井戸に大きな鯉(苔を食ませるために放つようです)が居て、夏は野菜や西瓜を冷やしていたりしました。
段丘の下段では水田耕作も行われているものの、最上段では水利が悪いらしく昔からせいぜい陸稲が育てられるか、小麦やトウモロコシ、養蚕に必要な桑栽培、それに野菜が育てられていた土地柄です。
井戸は少し掘ればすぐに水脈に当たるようで各戸で井戸を保有していましたが、水質汚染により平成の早い時期に井戸を放棄することになりました。私が子どもの頃は井戸に大きな鯉(苔を食ませるために放つようです)が居て、夏は野菜や西瓜を冷やしていたりしました。
畑を用途変更
我が家は分家で、この辺りでは普通「新宅」という言い方をしますが、家を建てた土地は元々本家の脇にあった畑(其処では玉蜀黍だったり生姜だったりを育てていました)であったものを宅地に用途変更して新築したので、庭と言っても其処は本質的には純然たる畑です。
なお、河岸段丘地帯の低地と高地の住人同士では見えている風景が違うせいか、低地からしたら高地は山の上で境界の外に見えるようです。段丘上部に棲む側からすると、台地は川と反対方向には水平面に果てしなく広がっているので、低地側が境界の外に見えるのですが人間の目はかように極めて狭い範囲でものを見定めてしまうものです。
なお、河岸段丘地帯の低地と高地の住人同士では見えている風景が違うせいか、低地からしたら高地は山の上で境界の外に見えるようです。段丘上部に棲む側からすると、台地は川と反対方向には水平面に果てしなく広がっているので、低地側が境界の外に見えるのですが人間の目はかように極めて狭い範囲でものを見定めてしまうものです。
これから畑を始める初心者一家
そんな我が家の庭兼畑の管理者だった母が急逝したため、管理者不在となってしまった畑。
車の駐車スペースには砂利を入れていますが、それを引いてもかなりのスペースで簡単に自家菜園というには手に余る大きさです。雑草を取り除いたりする管理的な作業だけでも膨大な時間が取られそうで気が遠くなりますが、亡き母の形見とも言えるだけに放置することもできそうにありません。 幸い、ママとローティーンの長女が庭で採れる季節の野菜たちに愛着があるらしく、この畑を引き継ぐ気のようです。バタバタと葬儀や四十九日が過ぎていき、主を喪った畑に雑草が目立ち始めたゴールデンウィーク過ぎにママから「ばあちゃんの畑を維持する」と正式なアナウンスがあり、そうなるとまだ6歳の長男や私にはそれを四の五の言う立場になく、かくて家庭菜園の初心者ばかり総勢4名でこの少し広過ぎる家庭菜園を切り盛りすることになりました。いま思えば、母が元気なうちに家族全員で畑を作っていれば良かったのでしょうが、人間はその状況になって初めてそこに存在し続けていたやるべきことに邂逅し、なかなか経験するまではそれに気付かないものです。
車の駐車スペースには砂利を入れていますが、それを引いてもかなりのスペースで簡単に自家菜園というには手に余る大きさです。雑草を取り除いたりする管理的な作業だけでも膨大な時間が取られそうで気が遠くなりますが、亡き母の形見とも言えるだけに放置することもできそうにありません。 幸い、ママとローティーンの長女が庭で採れる季節の野菜たちに愛着があるらしく、この畑を引き継ぐ気のようです。バタバタと葬儀や四十九日が過ぎていき、主を喪った畑に雑草が目立ち始めたゴールデンウィーク過ぎにママから「ばあちゃんの畑を維持する」と正式なアナウンスがあり、そうなるとまだ6歳の長男や私にはそれを四の五の言う立場になく、かくて家庭菜園の初心者ばかり総勢4名でこの少し広過ぎる家庭菜園を切り盛りすることになりました。いま思えば、母が元気なうちに家族全員で畑を作っていれば良かったのでしょうが、人間はその状況になって初めてそこに存在し続けていたやるべきことに邂逅し、なかなか経験するまではそれに気付かないものです。
手元に遺されたもの
インベントリを調べると
さて、再開拓を開始する前に私たちに遺された道具やアイテムを確認しておきましょう。
畑を見てみると、既に植えられたり蒔かれているジャガイモの苗、里芋の苗、カボチャの種、スイカの種、白菜、レタス、キャベツ、大根、ネギが存在するようです。
畑の片隅には10年ほど生育したブルーベリーの樹もあります。毎年摘んでいたのでお茶も生えているはずです。
ニラやシソ、大葉もいます。
種子の状態ではオクラや菜花、ルッコラがありました。
道具はどうでしょう。
使い込まれた鍬、小さめの手鍬が二本、鎌も二本、スコップ、シャベル、如雨露、錆びついた剪定ばさみ、箕、バケツなどが確認できました。
消耗材では、寒冷紗、化学肥料などが残されていました。
思ったより多くの作物が育てられていて、道具はかなり古びています。少しずつ畑をメンテナンスしながら必要なものを買い足していけば間に合いそうです。
まずは雑草が蔓延り始めた畑と庭の手入れをしながら、季節の作物を育てていくことになります。既に植えられて育っている作物は収穫の時期が来れば採り、時期が過ぎれば抜いて別の苗を植えたりメンテナンスをしなければならないでしょう。
すべて一から手探りで進めていくので本当のトライ&エラーになります。一体どうなることか、先行きが見えません。
思ったより多くの作物が育てられていて、道具はかなり古びています。少しずつ畑をメンテナンスしながら必要なものを買い足していけば間に合いそうです。
まずは雑草が蔓延り始めた畑と庭の手入れをしながら、季節の作物を育てていくことになります。既に植えられて育っている作物は収穫の時期が来れば採り、時期が過ぎれば抜いて別の苗を植えたりメンテナンスをしなければならないでしょう。
すべて一から手探りで進めていくので本当のトライ&エラーになります。一体どうなることか、先行きが見えません。