ヨックモック

2024年07月29日10:30サトイモの茎から新しい葉が出てくる瞬間4

サトイモの葉がどうやって出てくるのか

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5日間続いた6:30に家を出て23:30に帰宅するモードがようやく終わって休日です。
さすがに疲弊したので、早朝雑草取りは明日から再開に日和ります。
猛烈なゲリラ雷雨があったり40度近くまで気温が上がる日が続いたりしていて畑は夏草たちが勢いを盛り返してしまったようです。
セスジスズメの幼虫はママが駆除を続けているせいか見当たりませんが、サトイモの葉はかなり虫に食われたところがあり、生育が遅れている苗は葉をすべて失ってか細い茎だけが残っていたりと散々です。そんなサトイモですが、あの大きな葉がどうやって生えるのか、ようやく謎が解けました。
サトイモたちの茎を見ると、ところどころに二股になっているところがあり、そこから大きな一枚の葉が生えているのですが、どうやって二股になっていくのかがわかりました。

ダーマトグラフのようにくるくると巻かれた葉が茎から現れる

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早朝にサトイモの様子を見に行くと、画像のような状態の葉が見られます。
茎の中からくるくると綺麗に巻かれた新しい葉が出てくるところです。正真正銘の葉巻といった感じです。
その後、日を浴びながらゆっくりと巻きが解けていき、あの立派な大きなサトイモの葉になるのですが、その様はまるでダーマトグラフ(デルマ)の紐を引っ張って芯を出すような、いやむしろ蝉や蝶が羽化して濡れて小さく畳まれている翅が乾いて伸びていくようです。
三菱鉛筆 色鉛筆7600 油性ダーマトグラフ 12色

ところで全然関係ないのですが、蝉は不思議ですよね。
蝶やカブトムシなどは幼虫から蛹になって、その後羽化して成虫になるのですが、蝉は幼虫からそのまま羽化して成虫になります。活発に活動する幼虫の殻の中で成虫に身体を作り変えているわけで、無防備な蛹の状態を経験せずに羽化できるのはある意味進化の極みなのではないでしょうか。
さて、茎から新しく葉が出てくるとその株はより強くなりますのでセスジスズメの幼虫にやられた小さな苗たちも新しい葉を出すことさえできれば、刈れずに済みそうです。茎まで食べられているものは少し厳しいかもしれませんが…。
畑の他の部分に目をやると、ピーマンが頑張ってまだ小さな枝ぶりの中に鮮やかなグリーンの実を付けています。そのピーマンの奥に遅れて育ち始めたオクラが日毎夜毎に大きくなりつつあります。今年は植えていなかったと思い違いをしていましたが、一株だけピーマンの畝の並びに育っています。4人家族ならこの一株で十分な量のオクラが収穫できますので安心です。カボチャもゴロゴロとあちらこちらでその葉陰に実を隠していて、うっかり足を踏み入れると踏んでしまいかねない有様です。

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