Eddo

2024年08月02日14:04セスジスズメの再襲来3

日の出がゆっくりになりつつある

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今朝はキジトラ一匹だけで起こしにやってきました。茶トラは昨夜、娘が自分の部屋に連れて行って一緒に眠ったようなので、まだ娘の部屋に閉じ込められている状態なのでしょう。キジトラが爪をしまった前脚で私の鼻を触ります。
このキジトラは6年ほど前に、我が家からトトロの杜を下った河岸段丘中段の農道に捨てられていたのをママに拾われるという経緯で我が家の住人になりました。

セスジスズメの幼虫があちらこちらに

猫さんに起こされて、時計を見ると4:15です。窓の外はまだ暗く、日の出がこの時間帯より後ろになりつつあります。気温は26度、風があるので、かなり涼しく感じます。徐々に明るくなってきた空には若干の秋色が混ざってきたように見えます。
庭の畑には、小さな蜂たちが羽音を立てて花から花へと飛び回っています。昨日見たシオカラトンボやその雌もしくは若い雄のムギワラトンボも畑の上を飛んで狩りをしているようです。ちなみに、ムギワラトンボを漢字で書くと麦藁蜻蛉なのですが、ぐっと文学的な雰囲気が漂います。叙情性より無機質なソリッドさを内包していてとてもクールです。
玄関から近い順に、キュウリ、大葉、カボチャ、サトイモ(生育遅れ)、ピーマン、オクラ、ナス、またサトイモ(順調)、ネギと見て回り、畝に目立つ雑草を摘んでいきます。
順調に生育している方のサトイモエリアで茎や葉の裏を確認してみると、またもやセスジスズメの幼虫が付いています。小さいの、色の薄いの、大きいの、と3匹を腐海エリアにお帰りいただいて、セスジスズメ駆除スキルの経験値を稼ぎます。 ここ数日見かけていなかったので、もう現れないかと楽観していたのですが、自然はそんなに甘くなかったということでしょう。サトイモの大きな葉がまたもや虫食いで穴だらけになっています。毎日見回らないとダメですね。
イモムシの画像はSensitiveなのかもしれませんので、この後にまとめて貼り付けます。

今日のセスジスズメさん

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2024年07月29日10:30サトイモの茎から新しい葉が出てくる瞬間4

サトイモの葉がどうやって出てくるのか

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5日間続いた6:30に家を出て23:30に帰宅するモードがようやく終わって休日です。
さすがに疲弊したので、早朝雑草取りは明日から再開に日和ります。
猛烈なゲリラ雷雨があったり40度近くまで気温が上がる日が続いたりしていて畑は夏草たちが勢いを盛り返してしまったようです。
セスジスズメの幼虫はママが駆除を続けているせいか見当たりませんが、サトイモの葉はかなり虫に食われたところがあり、生育が遅れている苗は葉をすべて失ってか細い茎だけが残っていたりと散々です。そんなサトイモですが、あの大きな葉がどうやって生えるのか、ようやく謎が解けました。
サトイモたちの茎を見ると、ところどころに二股になっているところがあり、そこから大きな一枚の葉が生えているのですが、どうやって二股になっていくのかがわかりました。

ダーマトグラフのようにくるくると巻かれた葉が茎から現れる

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早朝にサトイモの様子を見に行くと、画像のような状態の葉が見られます。
茎の中からくるくると綺麗に巻かれた新しい葉が出てくるところです。正真正銘の葉巻といった感じです。
その後、日を浴びながらゆっくりと巻きが解けていき、あの立派な大きなサトイモの葉になるのですが、その様はまるでダーマトグラフ(デルマ)の紐を引っ張って芯を出すような、いやむしろ蝉や蝶が羽化して濡れて小さく畳まれている翅が乾いて伸びていくようです。
三菱鉛筆 色鉛筆7600 油性ダーマトグラフ 12色

ところで全然関係ないのですが、蝉は不思議ですよね。
蝶やカブトムシなどは幼虫から蛹になって、その後羽化して成虫になるのですが、蝉は幼虫からそのまま羽化して成虫になります。活発に活動する幼虫の殻の中で成虫に身体を作り変えているわけで、無防備な蛹の状態を経験せずに羽化できるのはある意味進化の極みなのではないでしょうか。
さて、茎から新しく葉が出てくるとその株はより強くなりますのでセスジスズメの幼虫にやられた小さな苗たちも新しい葉を出すことさえできれば、刈れずに済みそうです。茎まで食べられているものは少し厳しいかもしれませんが…。
畑の他の部分に目をやると、ピーマンが頑張ってまだ小さな枝ぶりの中に鮮やかなグリーンの実を付けています。そのピーマンの奥に遅れて育ち始めたオクラが日毎夜毎に大きくなりつつあります。今年は植えていなかったと思い違いをしていましたが、一株だけピーマンの畝の並びに育っています。4人家族ならこの一株で十分な量のオクラが収穫できますので安心です。カボチャもゴロゴロとあちらこちらでその葉陰に実を隠していて、うっかり足を踏み入れると踏んでしまいかねない有様です。

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2024年07月23日07:37サトイモにたかる幼虫、その名はセスジスズメ3

猫さんたちは毎朝起こしにやってきます

_d7480064-8c2b-4b54-82f3-df3ad83fdf24 本日も早朝から我が家の猫さんズによる、前脚で鼻にタッチする「ねぇ起きて」攻撃を受けたのでルーティン化を目指す早朝雑草取りに向かいます。 猫さんたちはせっかく起こしに来たのに肩透かしを食らってしまう形になるので可哀そうではありますがやむをえません。
早朝4時過ぎの外気温は25度で、とても過ごしやすく雑草取りがはかどりそうです。 この時間帯の作業を経験してしまうと、少なくとも夏場はもう日中に草むしりをすることはできなくなりそうです。
今日は昨日作業をしたネギとナスの区画に隣接するピーマンとサトイモのエリアを綺麗にしていきます。サトイモの畝の周辺は雑草が生い茂っていて、かなり手ごわそうなエリアです。

アゲハではなくセスジスズメ

PORTRAIT 昨日の雑草取りで退治したアゲハの幼虫と思い込んでいたものは、念のためGoogleレンズで確認したところ、まったく別のセスジスズメというスズメガの幼虫でした。かなり大きな芋虫で、お尻にアンテナのようなトゲが出ているのですっかりアゲハの幼虫だと見誤ってしまいましたが訂正してお詫びします。こどもの頃の記憶で、トゲやツノの出ている大きな芋虫は皆アゲハ!というバイアスがあり、見た目もマット感のある黒で目玉模様がたくさん入っていたのでクロアゲハかカラスアゲハと短絡的に書いてしまったのですが、今後はしっかりファクトチェックをしていかないとですね。
昨今は画像認識の精度が驚くほど上がっていて、スマホのカメラで画像を撮影さえすれば対象物の名前はほぼ確認できますから害虫や雑草の名称も簡単に調べられます。私たちはアマチュアですから、webの情報に即座にリンクできるのはノウハウ不足を補えるので助かります。情報(Infomation)や知識(Knowledge)がすぐ其処に在って、それにアクセスすることが可能なのであれば、その手間を惜しまずに必ず利用することが重要ですね。
1時間ほどサトイモ周辺の雑草と格闘したところ、またもやセスジスズメの幼虫が2匹、成長中のサトイモの茎にとまっていたので、摘んで夏草が猛烈に生い茂る腐海(未開の区域を我が家ではこう呼んでいます)へと投げ込んでおきました。
退治したもの: セスジスズメの幼虫 2匹(累計6匹)

4日ほどの作業で綺麗になった区画

MP ネギとナス、ピーマン、サトイモの植わっている区画の草取りがだいぶ進んで、すっきりとしてきました。キュウリは離れたエリアにあるので画像には映っていませんが、夏野菜の育っている区画の周囲はだいぶクリアになりました。 ピーマンやナスも実をつけてきましたので、お盆にかけて収穫が楽しみです。例年たくさん採れていたオクラ(オクラは一株だけ植えられていたことが判明しました!)や京唐辛子にシシトウは今年植えていないのが残念ですが、さすがにいまの私たちには手が余るので経験を積んで来年にチャレンジです。
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2024年07月11日20:56里芋の大きな葉4

里芋の葉に梅雨の雨滴

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仕事が休みだったので、植えたばかりのネギの周囲に雑草が出始めているのを綺麗にしていると、雨足が強くなってきました。
キリの良いところで手を止めて、今日の手入れは終了です。
本格的な夏の前に、できるだけ雑草を取っておきたいのですが生業が忙しくて休みまでのスパンが長くなってきてなかなか進みません。リタイアして毎日家にいるような状況にでもならない限り、労働集約的な作業はどれだけ効率化を図っても実際に費やした時間が必要です。一人ではとても無理なので、やはり家族で協力して作業時間を確保していく必要があります。
手を止めた時、視界の隅に背丈ほどに成長した里芋が見えました。
里芋の葉はともかく大きくて茎もしっかりしているので、こどもなら傘の代わりにもできるくらいです。
我が家の畑にも毎年里芋の葉が林立するので、梅雨時には一本切り取ってこどもに持たせて写真を撮ったりします。
どうも里芋ばかりではなく、ヤツガシラという里芋のお化けみたいなものも交じっているようです。

こどもたちの小さい頃に記念撮影

トトロの1シーンのようなポートレートは良い思い出になりそうです。
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