Crops
2024年11月20日11:36いつの間にか娘がハーブをお庭の畑に植えていた

ハーブの苗を庭の畑で育ててみるらしい

季節は夏から秋へ
毎年、秋シーズンは本業が忙しい時期です。
2020年以降、想像以上に長く続いたCOVID-19による停滞期以前とは違って、さすがに家庭も顧みず家にも帰らずに仕事するようなことはなくなりましたが、やはり気温の下がる時間帯に金木犀が香るような時期になると毎日の業務とやってくる年末進行の段取りに追われて、バタバタと慌ただしくしているうちに時が過ぎていきます。
そんな訳(どんな!?)で、お庭の畑はすっかり家族任せになりつつある近況ですが、夏場とはかなり様変わりしています。
まず、夏草たちが夢のあと、で消え去りました。
特に手強かった雑草であるセイバンモロコシ・メヒシバも夏の勢いを失って、ママと娘にやっつけられた様子です。
庭のあちらこちらに茂っていた大葉(縮緬紫蘇)や紫色のシソも消えました。
育てていた作物的には、キュウリが終わり、ナスも終息し、カボチャとサツマイモとサトイモは収穫期を迎えました。
今年のカボチャはとても美味しく、ジャガイモと並んで良く出来た作物でした。一方、サツマイモは美味しいのですがサイズが若干小さめに育ちました。我が家の庭は20年ほど前までは畑だったのですが、トウモロコシや生姜、ラッキョウを育てていた土なので、何か作物的に偏りがあるのかもしれません。
2020年以降、想像以上に長く続いたCOVID-19による停滞期以前とは違って、さすがに家庭も顧みず家にも帰らずに仕事するようなことはなくなりましたが、やはり気温の下がる時間帯に金木犀が香るような時期になると毎日の業務とやってくる年末進行の段取りに追われて、バタバタと慌ただしくしているうちに時が過ぎていきます。
そんな訳(どんな!?)で、お庭の畑はすっかり家族任せになりつつある近況ですが、夏場とはかなり様変わりしています。
まず、夏草たちが夢のあと、で消え去りました。
特に手強かった雑草であるセイバンモロコシ・メヒシバも夏の勢いを失って、ママと娘にやっつけられた様子です。
庭のあちらこちらに茂っていた大葉(縮緬紫蘇)や紫色のシソも消えました。
育てていた作物的には、キュウリが終わり、ナスも終息し、カボチャとサツマイモとサトイモは収穫期を迎えました。
今年のカボチャはとても美味しく、ジャガイモと並んで良く出来た作物でした。一方、サツマイモは美味しいのですがサイズが若干小さめに育ちました。我が家の庭は20年ほど前までは畑だったのですが、トウモロコシや生姜、ラッキョウを育てていた土なので、何か作物的に偏りがあるのかもしれません。
庭の片隅にハーブが植わっている
野菜類を育てていた区画から離れた庭の片隅、以前は季節の花が植えられていたエリアが耕されて畝を作ってあり、そこに3種類の苗が植えられています。



バジル・レモンバジル・レモンバームの苗で、娘が休日に植えたようです。
娘はお菓子作りが趣味なので、恐らくはその材料に使うハーブ類を庭で育ててみる気になったのでしょう。バジルは数年前に育てたことがあって、この庭の土でも育つことは判明済みです。ハーブや香草の類はイメージ的にも生命力が強そうで、日本のハーブと言える大葉やシソ、それにミョウガの育つこの庭なら何の問題もなさそうです。
不安があるとすれば、この夏サトイモについたセスジスズメのように、ピンポイントで食害を受けるような虫が存在するか否かでしょう。
どのハーブもしっかり育ってくれれば、ハーブティーやスカッシュに入れてのんびりしたお茶の時間を過ごせそうです。
個人的には生姜焼きのショウガに替えて使ってバジル焼きにしたり、暑い夏にはミョウガの代わりに冷汁に入れて、エスニック冷汁を試してみたいところです。
バジルやレモンバジルはパスタや肉料理にも使えますし、レモンバームは香草をたくさん使うタイ料理になくてはならない材料ですから、来年の食卓が楽しみです。



バジル・レモンバジル・レモンバームの苗で、娘が休日に植えたようです。
娘はお菓子作りが趣味なので、恐らくはその材料に使うハーブ類を庭で育ててみる気になったのでしょう。バジルは数年前に育てたことがあって、この庭の土でも育つことは判明済みです。ハーブや香草の類はイメージ的にも生命力が強そうで、日本のハーブと言える大葉やシソ、それにミョウガの育つこの庭なら何の問題もなさそうです。
不安があるとすれば、この夏サトイモについたセスジスズメのように、ピンポイントで食害を受けるような虫が存在するか否かでしょう。
どのハーブもしっかり育ってくれれば、ハーブティーやスカッシュに入れてのんびりしたお茶の時間を過ごせそうです。
個人的には生姜焼きのショウガに替えて使ってバジル焼きにしたり、暑い夏にはミョウガの代わりに冷汁に入れて、エスニック冷汁を試してみたいところです。
バジルやレモンバジルはパスタや肉料理にも使えますし、レモンバームは香草をたくさん使うタイ料理になくてはならない材料ですから、来年の食卓が楽しみです。
2024年08月08日10:01埼玉のソウルフード、冷汁(ひやしる)

8月8日はInternational Cat Day

お盆前の時期で、日中の猫さんたちは廊下の隅に落っこちていることが多くなりました。我が家のにゃんずは長毛種ではないものの、毛むくじゃらの中身は相当暑そうです。昼下がりから夜にかけては冷たいフローリングの床がある部屋や廊下にへそ天で寝転がっています。
猫さんたちのような毛皮を着ていない人間にとってもこの暑さは堪えるので、昔から我が家がある辺りのお昼はうどんを冷汁で掻き込むスタイルだったようです。
夏、暑いことですっかり有名になってしまった熊谷を中心として、油照りの上に風が吹かない盆地のような形状をしているエリアなので、夏も半ばに近付くといわゆる夏負けの度合いが進んで食欲が落ちるので、ご飯でもうどんでも冷汁をかけて食べるのが武州の夏の風物詩です。
猫さんたちのような毛皮を着ていない人間にとってもこの暑さは堪えるので、昔から我が家がある辺りのお昼はうどんを冷汁で掻き込むスタイルだったようです。
夏、暑いことですっかり有名になってしまった熊谷を中心として、油照りの上に風が吹かない盆地のような形状をしているエリアなので、夏も半ばに近付くといわゆる夏負けの度合いが進んで食欲が落ちるので、ご飯でもうどんでも冷汁をかけて食べるのが武州の夏の風物詩です。
荒川流域に伝わる郷土料理「冷汁」

「冷汁」は世間では宮崎県の郷土料理として認知されているようですが、荒川流域のこの辺りでも昔から食べられてきたようです。その由来には諸説あって、Wikipediaを見ても決定的な発祥の経緯は定まっていません。こういういわゆる起源論争はなかなか決着が付かないもので、それは例えば邪馬台国論争を見ても、学問的な正統性はおいても未だに近畿と北九州で比定先を争っている状況ですから、起源だ元祖だと謳えるものがあるというのは実利的な見返りがあるのでしょう。ちなみに私は北九州説には無理があるので常識的な近畿説を支持しています。
さて冷汁の方なんですが、さっきまでとうってかわってわりと無責任にこの土地に住んでいる立場から主観的な物言いをするならば、冷汁の起源は此処、武蔵野の草深い平野部だったと思うのです。
もし反対に宮崎周辺の発祥であるなら、比較的近い時代、明治以降の伝来なのではないかと考えられるのですが、そういった方向性の移住が歴史的には見当たらないと思うのです。明治維新以降の薩藩(日向には支藩の佐土原藩がありました)からの東京への移住、というのは少し魅力的な考えなのですがそれらが埼玉まで広く影響するという感じは薄く、北関東に広がる冷汁のオリジンとはなり得ない気がします。
一方で武州から日向へは鎌倉期の惟宗忠久(名家島津家の始祖です)が畠山重忠や比企氏との関係が深いという故事からもなんとなく状況証拠が揃っている感じがします。なによりも、冷汁は炎天下で農作業を行う人々にとっての賄いのような食べ物ですから、鎌倉幕府の成立とともに草深い武州の武士(生業は当然公田請作)たちが守護だ地頭だその下僚だといった経緯で日州に移り住んでいく過程で伝わったのではないかと私の先入観が構成されてしまっているのです。
我が家の冷汁レシピ
庭でキュウリ、ナス、ネギ、ミョウガ(柿の木の下に自生してます)、大葉(縮緬青紫蘇)を採ってきます。
野菜をよく洗い、キュウリは1-2mm程度の薄い輪切り、ナスもキュウリの倍くらいの厚さで輪切り、ネギは小口切り、ミョウガは斜めに薄く輪切り、大葉は軸を取ってくるくると巻いて刻みます。
キュウリとナスはそれぞれ塩でよく揉んでから10分ほど置き、水気を絞っておきます。
すり鉢に味噌と出汁、砂糖、醤油、そして良く焼いてからほぐした魚の身(アジやサバの干物がオーソドックスでエボ鯛やノドグロのような脂の乗った魚は特に美味しくなります)を良く摺って、水気を切ったキュウリとナスを加えて良く揉み込みます。そこに水を加えて(後で氷を入れるので少し濃いめにしておくのがポイントです)醬油で味を調整して、ネギ、ミョウガと大葉を薬味として加えます。入れ過ぎると辛味やえぐみが強くなるのでお好みの量で。さらに白ごまを炒って摺ったものを加え氷を浮かべたら完成です。
温かいご飯にかけて啜り込んでも良し、冷水で冷やしたそうめんやうどんのつけ汁にしても良しです。
生のナスの灰汁っぽさやキュウリの青臭さ、ネギの辛味、ミョウガのえぐみ、大葉の強い香り、良く焼いた魚の身から出る出汁、字面で判断したらとても食べられたものではないように思えますが、これらが混然一体となった冷汁はとても日本的な旨味の重ね方で美味しいのです。冷蔵庫に魚が無ければ、和風顆粒だしと化学調味料でも十分美味しく作れます。魚を焼かなければ火を一切使わないで済むのも夏のお昼にちょうど良いところです。
暑い時期に冷汁を食べていると、数世代前の先祖が暑い時期に野良作業をして米の飯がのどを通りにくくなった際に同じように冷汁で米を流し込んでいる様子が脳裏に浮かびます.。
キュウリとナスはそれぞれ塩でよく揉んでから10分ほど置き、水気を絞っておきます。
すり鉢に味噌と出汁、砂糖、醤油、そして良く焼いてからほぐした魚の身(アジやサバの干物がオーソドックスでエボ鯛やノドグロのような脂の乗った魚は特に美味しくなります)を良く摺って、水気を切ったキュウリとナスを加えて良く揉み込みます。そこに水を加えて(後で氷を入れるので少し濃いめにしておくのがポイントです)醬油で味を調整して、ネギ、ミョウガと大葉を薬味として加えます。入れ過ぎると辛味やえぐみが強くなるのでお好みの量で。さらに白ごまを炒って摺ったものを加え氷を浮かべたら完成です。
温かいご飯にかけて啜り込んでも良し、冷水で冷やしたそうめんやうどんのつけ汁にしても良しです。
生のナスの灰汁っぽさやキュウリの青臭さ、ネギの辛味、ミョウガのえぐみ、大葉の強い香り、良く焼いた魚の身から出る出汁、字面で判断したらとても食べられたものではないように思えますが、これらが混然一体となった冷汁はとても日本的な旨味の重ね方で美味しいのです。冷蔵庫に魚が無ければ、和風顆粒だしと化学調味料でも十分美味しく作れます。魚を焼かなければ火を一切使わないで済むのも夏のお昼にちょうど良いところです。
暑い時期に冷汁を食べていると、数世代前の先祖が暑い時期に野良作業をして米の飯がのどを通りにくくなった際に同じように冷汁で米を流し込んでいる様子が脳裏に浮かびます.。
もうひとつ懐かしい味、地粉の手打ちうどん
このブログでも再々書いているのですが、荒川寄りの低地側や小高い丘陵地帯の脇にある平野部と違い、荒川の削った段丘部上段では水利が良くありませんので、この周辺は昔から稲作より麦を作る地域だったと思われます。実際に小麦の生産は今でも多いのですが、地粉を使ったうどんはこのエリアの名物です。
平成初期まではどの家にも台所の片隅や、この辺りの方言で云うところの「西脇」という部分にうどんを打つための専用スペースがありました。それゆえ、お昼はほぼ手打ちうどんで夕食も同じく手打ちうどんとご飯の炭水化物重ね食いが多かったものです。
自家製の手打ちうどんは普通野菜(ナスやインゲン、ネギ)を油で炒めてから水を加えてダシと化学調味料、そして大量の醤油と砂糖で味を付けた「真っ黒」なつけ汁で食べます。関西圏の人はもちろんですが南関東の人でもびっくりするほど「真っ黒」くてしょっぱいつけ汁は北関東の味です。秋冬春とそのつけ汁でうどんを食べ続け、田植えが終わってしばらくして夏の訪れとともにうどんを冷汁で食べるようになるサイクルが20年ほど前までの暮らしにはありました。地粉を捏ねて、「うどん場」でよく踏んで、めん棒で伸ばして包丁で切るのは1時間ほど掛かる作業で大変ですが、ともかく懐かしい気がします。
平成初期まではどの家にも台所の片隅や、この辺りの方言で云うところの「西脇」という部分にうどんを打つための専用スペースがありました。それゆえ、お昼はほぼ手打ちうどんで夕食も同じく手打ちうどんとご飯の炭水化物重ね食いが多かったものです。
自家製の手打ちうどんは普通野菜(ナスやインゲン、ネギ)を油で炒めてから水を加えてダシと化学調味料、そして大量の醤油と砂糖で味を付けた「真っ黒」なつけ汁で食べます。関西圏の人はもちろんですが南関東の人でもびっくりするほど「真っ黒」くてしょっぱいつけ汁は北関東の味です。秋冬春とそのつけ汁でうどんを食べ続け、田植えが終わってしばらくして夏の訪れとともにうどんを冷汁で食べるようになるサイクルが20年ほど前までの暮らしにはありました。地粉を捏ねて、「うどん場」でよく踏んで、めん棒で伸ばして包丁で切るのは1時間ほど掛かる作業で大変ですが、ともかく懐かしい気がします。
2024年08月02日14:04セスジスズメの再襲来

日の出がゆっくりになりつつある

今朝はキジトラ一匹だけで起こしにやってきました。茶トラは昨夜、娘が自分の部屋に連れて行って一緒に眠ったようなので、まだ娘の部屋に閉じ込められている状態なのでしょう。キジトラが爪をしまった前脚で私の鼻を触ります。
このキジトラは6年ほど前に、我が家からトトロの杜を下った河岸段丘中段の農道に捨てられていたのをママに拾われるという経緯で我が家の住人になりました。
このキジトラは6年ほど前に、我が家からトトロの杜を下った河岸段丘中段の農道に捨てられていたのをママに拾われるという経緯で我が家の住人になりました。
セスジスズメの幼虫があちらこちらに
猫さんに起こされて、時計を見ると4:15です。窓の外はまだ暗く、日の出がこの時間帯より後ろになりつつあります。気温は26度、風があるので、かなり涼しく感じます。徐々に明るくなってきた空には若干の秋色が混ざってきたように見えます。
庭の畑には、小さな蜂たちが羽音を立てて花から花へと飛び回っています。昨日見たシオカラトンボやその雌もしくは若い雄のムギワラトンボも畑の上を飛んで狩りをしているようです。ちなみに、ムギワラトンボを漢字で書くと麦藁蜻蛉なのですが、ぐっと文学的な雰囲気が漂います。叙情性より無機質なソリッドさを内包していてとてもクールです。
玄関から近い順に、キュウリ、大葉、カボチャ、サトイモ(生育遅れ)、ピーマン、オクラ、ナス、またサトイモ(順調)、ネギと見て回り、畝に目立つ雑草を摘んでいきます。
順調に生育している方のサトイモエリアで茎や葉の裏を確認してみると、またもやセスジスズメの幼虫が付いています。小さいの、色の薄いの、大きいの、と3匹を腐海エリアにお帰りいただいて、セスジスズメ駆除スキルの経験値を稼ぎます。 ここ数日見かけていなかったので、もう現れないかと楽観していたのですが、自然はそんなに甘くなかったということでしょう。サトイモの大きな葉がまたもや虫食いで穴だらけになっています。毎日見回らないとダメですね。
イモムシの画像はSensitiveなのかもしれませんので、この後にまとめて貼り付けます。
庭の畑には、小さな蜂たちが羽音を立てて花から花へと飛び回っています。昨日見たシオカラトンボやその雌もしくは若い雄のムギワラトンボも畑の上を飛んで狩りをしているようです。ちなみに、ムギワラトンボを漢字で書くと麦藁蜻蛉なのですが、ぐっと文学的な雰囲気が漂います。叙情性より無機質なソリッドさを内包していてとてもクールです。
玄関から近い順に、キュウリ、大葉、カボチャ、サトイモ(生育遅れ)、ピーマン、オクラ、ナス、またサトイモ(順調)、ネギと見て回り、畝に目立つ雑草を摘んでいきます。
順調に生育している方のサトイモエリアで茎や葉の裏を確認してみると、またもやセスジスズメの幼虫が付いています。小さいの、色の薄いの、大きいの、と3匹を腐海エリアにお帰りいただいて、セスジスズメ駆除スキルの経験値を稼ぎます。 ここ数日見かけていなかったので、もう現れないかと楽観していたのですが、自然はそんなに甘くなかったということでしょう。サトイモの大きな葉がまたもや虫食いで穴だらけになっています。毎日見回らないとダメですね。
イモムシの画像はSensitiveなのかもしれませんので、この後にまとめて貼り付けます。

今日のセスジスズメさん
2024年07月31日07:27酷暑も一息!?早朝5時前の気温は28℃で体感温度はかなり涼しい

ルーティン化を再開

一週間ぶりの休日で蓄積した疲労をリセットできたので、本日は早朝の雑草取りを再開です。
猫さんたちにいつものように鼻を前脚でちょいちょいされて起こされたので、5時前に庭に出ます。外気はこの一週間ほどではなく、スマホの表示では28度ですがかなり涼しく感じます。日の出も少しゆっくりになってきたのか、ともかく日差しがないので過ごしやすい感があります。
生育が遅れているサトイモの畝の周辺を綺麗にして、ついでに砂利敷の駐車スペースにまたぞろ伸びてきた夏草をやっつけます。
畑に生えている雑草をGoogleレンズで検索すると、ヒエ、メヒシバ、ハキダメギク、セイバンモロコシといった種類が生えているようです。名前がわかっても愛着が湧かないのが雑草の悲しいところですが、雑草取りをする側にとっては名前が分かれば作業をしながらのぼやきや愚痴(時には呪詛の言葉も吐いているかもしれません)に明確な対象が露わになるので、より強い念を込められそうです。(笑)
猫さんたちにいつものように鼻を前脚でちょいちょいされて起こされたので、5時前に庭に出ます。外気はこの一週間ほどではなく、スマホの表示では28度ですがかなり涼しく感じます。日の出も少しゆっくりになってきたのか、ともかく日差しがないので過ごしやすい感があります。
生育が遅れているサトイモの畝の周辺を綺麗にして、ついでに砂利敷の駐車スペースにまたぞろ伸びてきた夏草をやっつけます。
畑に生えている雑草をGoogleレンズで検索すると、ヒエ、メヒシバ、ハキダメギク、セイバンモロコシといった種類が生えているようです。名前がわかっても愛着が湧かないのが雑草の悲しいところですが、雑草取りをする側にとっては名前が分かれば作業をしながらのぼやきや愚痴(時には呪詛の言葉も吐いているかもしれません)に明確な対象が露わになるので、より強い念を込められそうです。(笑)
ナスの花と小さな実


ナスの畝にはだいぶ枝を広げた株が2本と、まだこれから大きくなっていく株が2本植わっています。このナスたちは同時に植えたはずなのですが、生育に差異が出てきている理由はわかりません。日当たりは変わりませんから、毎日の水やりの時のちょっとした差が出てきているのかもしれません。
ナスの花がところどころ咲いていて、その花が受粉して実になっていくプロセスも畝の中でそれぞれの実を見比べると良く分かります。どうやらナスの特徴ある曲線は花から実になっていく過程の名残のようですね。

2024年07月29日10:30サトイモの茎から新しい葉が出てくる瞬間

サトイモの葉がどうやって出てくるのか

5日間続いた6:30に家を出て23:30に帰宅するモードがようやく終わって休日です。
さすがに疲弊したので、早朝雑草取りは明日から再開に日和ります。
猛烈なゲリラ雷雨があったり40度近くまで気温が上がる日が続いたりしていて畑は夏草たちが勢いを盛り返してしまったようです。
セスジスズメの幼虫はママが駆除を続けているせいか見当たりませんが、サトイモの葉はかなり虫に食われたところがあり、生育が遅れている苗は葉をすべて失ってか細い茎だけが残っていたりと散々です。そんなサトイモですが、あの大きな葉がどうやって生えるのか、ようやく謎が解けました。
サトイモたちの茎を見ると、ところどころに二股になっているところがあり、そこから大きな一枚の葉が生えているのですが、どうやって二股になっていくのかがわかりました。
さすがに疲弊したので、早朝雑草取りは明日から再開に日和ります。
猛烈なゲリラ雷雨があったり40度近くまで気温が上がる日が続いたりしていて畑は夏草たちが勢いを盛り返してしまったようです。
セスジスズメの幼虫はママが駆除を続けているせいか見当たりませんが、サトイモの葉はかなり虫に食われたところがあり、生育が遅れている苗は葉をすべて失ってか細い茎だけが残っていたりと散々です。そんなサトイモですが、あの大きな葉がどうやって生えるのか、ようやく謎が解けました。
サトイモたちの茎を見ると、ところどころに二股になっているところがあり、そこから大きな一枚の葉が生えているのですが、どうやって二股になっていくのかがわかりました。
ダーマトグラフのようにくるくると巻かれた葉が茎から現れる

早朝にサトイモの様子を見に行くと、画像のような状態の葉が見られます。
茎の中からくるくると綺麗に巻かれた新しい葉が出てくるところです。正真正銘の葉巻といった感じです。
その後、日を浴びながらゆっくりと巻きが解けていき、あの立派な大きなサトイモの葉になるのですが、その様はまるでダーマトグラフ(デルマ)の紐を引っ張って芯を出すような、いやむしろ蝉や蝶が羽化して濡れて小さく畳まれている翅が乾いて伸びていくようです。
三菱鉛筆 色鉛筆7600 油性ダーマトグラフ 12色
ところで全然関係ないのですが、蝉は不思議ですよね。
蝶やカブトムシなどは幼虫から蛹になって、その後羽化して成虫になるのですが、蝉は幼虫からそのまま羽化して成虫になります。活発に活動する幼虫の殻の中で成虫に身体を作り変えているわけで、無防備な蛹の状態を経験せずに羽化できるのはある意味進化の極みなのではないでしょうか。
さて、茎から新しく葉が出てくるとその株はより強くなりますのでセスジスズメの幼虫にやられた小さな苗たちも新しい葉を出すことさえできれば、刈れずに済みそうです。茎まで食べられているものは少し厳しいかもしれませんが…。
畑の他の部分に目をやると、ピーマンが頑張ってまだ小さな枝ぶりの中に鮮やかなグリーンの実を付けています。そのピーマンの奥に遅れて育ち始めたオクラが日毎夜毎に大きくなりつつあります。今年は植えていなかったと思い違いをしていましたが、一株だけピーマンの畝の並びに育っています。4人家族ならこの一株で十分な量のオクラが収穫できますので安心です。カボチャもゴロゴロとあちらこちらでその葉陰に実を隠していて、うっかり足を踏み入れると踏んでしまいかねない有様です。



茎の中からくるくると綺麗に巻かれた新しい葉が出てくるところです。正真正銘の葉巻といった感じです。
その後、日を浴びながらゆっくりと巻きが解けていき、あの立派な大きなサトイモの葉になるのですが、その様はまるでダーマトグラフ(デルマ)の紐を引っ張って芯を出すような、いやむしろ蝉や蝶が羽化して濡れて小さく畳まれている翅が乾いて伸びていくようです。
三菱鉛筆 色鉛筆7600 油性ダーマトグラフ 12色
ところで全然関係ないのですが、蝉は不思議ですよね。
蝶やカブトムシなどは幼虫から蛹になって、その後羽化して成虫になるのですが、蝉は幼虫からそのまま羽化して成虫になります。活発に活動する幼虫の殻の中で成虫に身体を作り変えているわけで、無防備な蛹の状態を経験せずに羽化できるのはある意味進化の極みなのではないでしょうか。
さて、茎から新しく葉が出てくるとその株はより強くなりますのでセスジスズメの幼虫にやられた小さな苗たちも新しい葉を出すことさえできれば、刈れずに済みそうです。茎まで食べられているものは少し厳しいかもしれませんが…。
畑の他の部分に目をやると、ピーマンが頑張ってまだ小さな枝ぶりの中に鮮やかなグリーンの実を付けています。そのピーマンの奥に遅れて育ち始めたオクラが日毎夜毎に大きくなりつつあります。今年は植えていなかったと思い違いをしていましたが、一株だけピーマンの畝の並びに育っています。4人家族ならこの一株で十分な量のオクラが収穫できますので安心です。カボチャもゴロゴロとあちらこちらでその葉陰に実を隠していて、うっかり足を踏み入れると踏んでしまいかねない有様です。



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